14病院で16回拒否 重傷者死亡





http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090203-00000066-yom-soci

 兵庫県伊丹市内で1月20日、交通事故で重傷を負った男性(69)が救急搬送の際、3次救急病院を含む14病院に受け入れを断られ、事故から約3時間後に出血性ショックで死亡していたことがわかった。

 市消防局などによると、20日午後10時15分頃、同市行基町の県道を自転車で横断していた近くの駐輪場誘導員の男性が、同市内の自営業男性(28)のバイクと衝突、2人とも全身を強く打ち重傷を負った。

 5分後に救急車が現場に到着。「1人なら受け入れ可能」とした同県西宮市の大学病院(3次指定)に、負傷程度が重いと判断されたバイクの男性が搬送された。救急隊は現場で自転車の男性を応急処置しながら、1時間にわたって兵庫、大阪両府県の5市13病院に受け入れを要請したが、「専門医がいない」「ベッドに空きがない」などの理由で断られたという。

 同11時30分頃、伊丹市の民間病院が受け入れに応じたが、搬送後に容体が悪化。病院側は、いったん救急隊が受け入れを要請した西宮市の大学病院など2施設に転院を依頼したが、断られた。

 神戸市内の病院が応じた時は、すでに搬送できる容体ではなく、21日午前1時10分頃に死亡した。治療にあたった医師は「搬送の遅れと死亡との因果関係はわからない」としている。

 兵庫県は救急搬送対策として、2007年、消防局などに対し、現場の救急隊員と並行して受け入れ病院を探すよう通知したが、伊丹市消防局は「刻々と変わる状況についてやり取りするには、救急車と通信指令室とも人員が足りず、同じ時間帯に119番が6件重なった」と病院探しを断念していた。

タグ:交通事故
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